株式やFXの取引での失敗と原因分析、対策。

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私がこちらのサイト『サラリーマン資産構築LAB』を開設して最初に行ったことの一つが、今までの株やFXの取引で「失敗したなー。」という経験の洗い出し作業でした。

株式投資やFXではすべてのトレードで勝ち続けることはほぼ不可能です。

必ず負けることはありますが、負け(損失)を最少に抑え長いスパンやトータルでのプラスを意識することがとても大切です。

一つ一つ対策を考え同じ過ちを減らすことで、運用成績が向上すると考えました。

今までの株やFXでの失敗経験。2016年まで。

苦い思い出ですが、振り返ってみると下記のような失敗がありました。

失敗リスト

  1. せっかく利益確定した後に、再度入り直し損失を出すことで当初の利益を減らしてしまった。
  2. 高値圏での上昇時に飛びつき、高値掴みして損失を出した。
  3. 戻ったら決済しようと考えているうちに損切りが遅れ大きい損失を出した。または長期の塩漬けになった。
  4. 少しの揺さぶりで損切り(ロスカット)を繰り返した。
  5. イベント前に、含み損状態になりイベントを持ち越しさらに含み損を広げてしまった。
  6. イベント前に、含み損状態になってしまい、持ち越すのは怖く泣く泣く損切りして損失を確定させるしかなかった。
  7. 決算発表日や、権利確定日権利落ち日、影響の大きいイベントに気付かずにポジションを持ってしまった。
  8. 業績下方修正や、増資発表、その他ネガティブサプライズでの下落にまきこまれた。
  9. 差金や証拠金不足等で思うようなトレードが出来す、チャンスを逃した。
  10. 利益確定が早すぎた。
  11. 局面に対応できなかった。例えば上昇局面で好調だったが調整局面や下降局面でも調子に乗って同じ気持ちや手法などで取り組み、利益を溶かす、または損失を出した。
  12. 情報(メディア、SNS、掲示板など)に流され思い込みを持った結果誤ったトレードをしてしまい損失を出した。
  13. 目を離したすきに、予想外の展開になり損失を出した、利益確定タイミングを逃した。
  14. 銘柄や通貨を持ちすぎて、指示が間に合わずタイミングを逃した。

投資やトレードの初心者あるあるですね。

以降でそれぞれについて、原因を考察し対策を練りました。

株やFX投資での失敗について原因と対策を考察

次にそれぞれの失敗内容に関して「なぜそうなってしまったか(原因)」、「回避する方法はあったか」「どうすれば回避できたか」「今後はどうするべきか」ということを考えてみました。

失敗内容

1.せっかく利益確定した後に、再度入り直し損失を出すことで当初の利益を減らしてしまった。
2.高値圏での上昇時に飛びつき、高値掴みして損失を出した。
3.戻ったら決済しようと考えているうちに損切りが遅れ大きい損失を出した。または長期の塩漬けになった。
4.少しの揺さぶりで損切り(ロスカット)を繰り返した。
10.利益確定が早すぎた。

こちらに関しては、おもに手法の問題になります。

特に、IN・OUT(どこで入り、どこで決済するか)、損切り(ロスカット)のルールがあいまいであったことが原因ですので、自分なりの売買ルールを再度見直し設定することにしました。

また、銘柄のクセや現在の割安度などがもう少しわかっていれば対処できていた可能性があります。

失敗内容

7.決算発表日や、権利確定日権利落ち日、影響の大きいイベントに気付かずにポジションを持ってしまった。

8.業績下方修正や、増資発表、その他ネガティブサプライズでの下落にまきこまれた。

12.情報(メディア、SNS、掲示板など)に流され思い込みを持った結果誤ったトレードをしてしまい損失を出した。

こちらの失敗内容にも通じることになりますが、銘柄に関する情報不足も原因になっていました。

ですので、銘柄の選定や投資候補銘柄の管理方法などについて再度見直すことにしました。

銘柄を選ぶために参考にしたい指標やスクリーニングについては以下のページで記載しています。

株式投資銘柄の選び方。投資参考指標一覧、スクリーニング。

12.に関しては自分で調査・分析を行うようにし、売買ルールでも対応しました。

失敗内容

5.イベント前に、含み損状態になりイベントを持ち越しさらに含み損を広げてしまった。
6.イベント前に、含み損状態になってしまい、持ち越すのは怖く泣く泣く損切りして損失を確定させるしかなかった。

こちらの失敗内容に関しては、重要なイベントや指標発表などのスケジュールが確認できていなかったことが原因です。

市場は影響が大きいイベントであればあるほど早い段階からイベントを意識した値動きになりやすい傾向があります。

当日含み損を抱えてしまった状態や、イベントの影響を受け大きく逆方向に動いてしまった後では、それこそあとの祭りです。

ですので、年間・月間・週間の重大イベントを把握できるような態勢の整備を行いました。

同様に、年間・月間・週間における相場の傾向を把握するようにし、今後も情報を追加・更新できるようにいたしました。

失敗内容

9.差金や証拠金不足等で思うようなトレードが出来す、チャンスを逃した。

こちらに関しては、資金管理に関する自分自身のルールがあいまいであったことと、市場や証券会社のルールや条件などの理解が足りなかったことが原因でした。

対策として、資金管理に関しても自分自身のルールに加え、市場や証券会社のルールや条件・規制などについて再確認を行いました。

失敗内容

13.目を離したすきに、予想外の展開になり損失を出した、利益確定タイミングを逃した。

これは私のように他の仕事をしていると、どうしてもぶつかる問題ではないでしょうか?

それぞれの状況があると思いますが、私の場合は勤務中はチャートなどを確認したり売買することができる時間と、どうしてもできない時間があります。

また、夜間家族と過ごしている時間は相場に張り付いているわけにはいきません。

この見れない、取引できない時間帯に損失を出す、利益確定を逃すということが多々ありました。

それを踏まえ見れない、取引できない時間帯に関しても自分なりのルールを決めて徹底するようにしました。

また、証券会社によっては様々な注文方法が準備されており、それらを把握し利用することでリスク管理が出来たり、パフォーマンスの向上につなげることが出来るようになりました。

どんな注文方法があるのかについては、以下のページで記載しておりますので気になられる方はご覧ください。

株式売買のいろいろな注文方法。

株やFXなど投資やトレードにおける失敗と対策 まとめ

こちらのページでは、私が株やFXの投資やトレードで以前してしまった失敗をもとに、取り組むべき課題と対策をピックアップしてみました。

経験者の方は、同じような失敗体験が数項目はあられたかもしれませんね。

また、これから投資やトレードを始める予定であったり、始めたばかりの方も失敗から学ぶことは大切です。

私自身も起こしてしまった失敗から学び今後につなげていきたいと思います。

対策については再度以下でまとめておきます。皆様にもこちらのページを少しでも参考にしていただけますと幸いです。

失敗から得た対策リスト

  • IN・OUT・ロスカットのタイミングなどに関する自分自身のルールの見直しと設定。
  • 銘柄の選定や投資候補銘柄の管理方法などについて見直し策定。
  • メディア、SNS、掲示板などの情報に流されず、自分自身で調査や分析を行う。
  • 市場や証券会社のルールや条件・規制などについて再確認。
  • 年間・月間・週間の重大イベントを把握できるような態勢の整備。
  • 年間・月間・週間における相場の傾向を把握。
  • さまざまな注文方法の理解と活用。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

また以下のページでは株式投資を開始する際の流れについて記載させていただいております。

こちらもよろしければご参考になさってください。

株式投資のはじめかた。


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