株・FX・仮想通貨などトレードの世界での「往復ビンタ」とは?

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往復ビンタくらってしまった。。。」
往復ビンタこわいので、、、」
2往復(ビンタ)やられました(泣)」

株やFX、仮想通貨(暗号通貨)の掲示板やTwitterなどのSNSで上のように「往復ビンタ」という言葉が利用されていることがありますね。

とても痛そうなことはわかりますが、株式やFX、仮想通貨などのトレーダー界隈で使われる場合の「往復ビンタ」とはどのような状況のことなのでしょうか?

こちらのページでは、株式やFX、仮想通貨(暗号資産・暗号通貨)などの投資やトレードに関する掲示板やTwitterなどのSNSで使われることがある「往復ビンタ」という言葉が使われる状況や往復ビンタを受ける可能性を減らす方法などについて記載しています。

往復ビンタの一般的な意味

往復ビンタの本来の意味は、人の頬を平手打ちし、返す手の甲で反対の頬を打つことです。

トレードの世界以外でもいろいろな場面で、1つの方法で被害を受け、見直した逆方向の方法でも被害を受けることの例えとして使われることがあります。

株式やFX、仮想通貨などのトレード時に使われる場合の「往復ビンタ」

株式やFX、仮想通貨などのトレード時には以下のような痛い状況を例えて「往復ビンタ」といいます。

1.株価などが上がると思い買い(ロング)のポジションを持っていたが、どんどん下がり損失が発生。
2.まだ下がると思い、買いポジションを損切りし売り(ショート)ポジションを持つ。『ドテン売り』
3.すぐに反転し上がり始め売り(ショート)ポジションでも損失を出す。

もしくは上の逆パターン。

1.株価などが下がると思い売り(ショート)のポジションを持っていたが、どんどん上がり損失が発生。
2.まだ上がると思い、売り(ショート)ポジションを損切りし買い(ロング)ポジションを持つ。『ドテン買い』
3.すぐに反転し下がり始め買い(ロング)ポジションでも損失を出す。

簡単に言うと、ドテンをはさみロングとショート両方で損失を出してしまうことですね。

またランコルゲな相場では、1往復に留まらず、2往復など複数回繰り返してしまうこともありえます。

一般的な往復ビンタは他人からされる行為ですが、トレードの場面では冷静に考えると自分の決定により自ら受けに行ってしまっていることが多くあります。

「往復ビンタ」をくらってしまうと金銭的にも精神的にも大きいダメージを受けてしまうため、最も避けたい、やってはいけないトレードの一つと言っても良いでしょう。

以下で「往復ビンタ」を受ける可能性を下げる方法に続きます。

株式やFX、仮想通貨などのトレード時の「往復ビンタ」を避けるには?

「往復ビンタ」をくらってしまうと金銭的にも精神的にも大きいダメージを受けてしまうため、完全には無理だとしても極力避けたいところです。

トレード時の「往復ビンタ」は例えば以下のような方法で受ける可能性を減らす、もしくは受けても損失を少額に抑えられる可能性が高くなりますので参考になさってください。

1.自分のトレードルールを決めて従う。

上がりそう、下がりそうといった雰囲気で何となくトレードしていると往復ビンタを受けやすくなります。

そこで日頃のトレード全般を通したルールでも、1回のトレードごとのルールでもよいので自分なりのルール(エントリーや利益確定、ロスカットのポイントやドテンの一定時間禁止など)を定めて従うようにすることで往復ビンタを受ける可能性や損失額を減らすことができます。

定めたルールに則ったトレードを行うには、注文方法を活用する手もあります。

トレード時にはいろいろな注文方法が証券会社のトレードツール上に準備されています。

以下のページに記載がございますので、注文方法とルールを組み合わせて考えてみることをおすすめいたします。

注文方法。指値、成行、逆指値、寄指、引成、IFDO、トレールなど

2.どちらに振れるかわからない位置ではエントリーしない。

上記1で記載している自分自身のトレードルールとするということにもなってきますが、「上に行くかもしれないし下に行くかもしれないが上っぽいので買いにベット。買いから入ろう。」といったようなエントリーは往復ビンタを受けやすくなります。

エントリーする際に上の可能性も下の可能性も感じている時点で、どちらかに少し振れると「やっぱり逆だった、ドテンしよう」という心理になってしまいやすく結果的に往復ビンタとなる可能性も高くなってしまうからです。

ヘッジやリカバリーできる技術があれば別ですが、特に経験が浅いころはなるべく底値を見極めて(完全に見極めることは難しいので自分が底値と思うポイントになるべく引きつける、または底値と思える状態になっている場合に絞って)の買い建をおすすめいたします。

そうすることで、多少の値下がり(含み損)ではドテン売りなどは考えずに我慢してホールドできますし、底値近いはずなのに明らかに様子がおかしい場合には損失も少なく素早くポジションを解消するなどの判断なども行いやすくなり、結果として往復ビンタとなる可能性や損失を減らすことができます。

この方法は基本的な方法ですが、往復ビンタの可能性や損失を減らすだけでなく、トレードや投資成績全体の向上につながる可能性が高い方法ですのでご参考にしていただけますと幸いです。

株式やFX、暗号資産などのトレード時における「往復ビンタ」に関するまとめ

こちらのページでは、株式やFX、暗号資産などのトレード時における「往復ビンタ」と呼ばれる状況や「往復ビンタ」となる可能性や損失を抑える方法などについて記載させていただきました。

いかがでしたでしょうか?

資産やメンタルに大きなダメージを与える「往復ビンタ」の回避や運用成績の向上のためのヒントにでもなりましたら幸いです。

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